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気になるバイクはレンタルで乗りまくる!レンタルバイクのかしこい使い方

遠方への旅行の際に現地のレンタルバイクを借りたり、友達とのツーリング時に好みのバイクを借りたりと、レンタルバイクにはさまざまな活用法があります。特に有用なのが、購入を検討しているモデルをじっくり吟味したいときの利用です。予算が許す限り何日でも借りられるので、オーナー気分を擬似体験できます。この記事ではレンタルバイクの活用法をご紹介しましょう。

購入を考えるバイクはレンタルで吟味しよう

購入を検討するところまで来たバイクがあると、やはり「一度、試乗してみよう」と誰しもが思われることでしょう。そうするとそのバイクを取り扱っているメーカーのウェブサイトから、同モデルの試乗車を用意しているショップを探されるかと思います。最寄りのショップに試乗車があればベストですが、希望車種が用意されているショップが少し遠い、ということも少なくありません。

試乗車に乗れる時間も大体30分ほどなので、そのモデルの特徴を掴み始めた頃には返却しなくてはならなくなったりします。その時間内で「体感しておきたいバイクのポイント」が分かっているベテランライダーなら十分かもしれませんが、長時間乗車した際の体の疲れ具合やライディングポジションの相性、自宅の駐車環境に適しているかどうか、といったところは短時間の試乗だけでは判断しきれないでしょう。

そこで選択肢となるのが「レンタルバイク」です。レンタルバイクを借りるのはもちろん費用はかかりますが、設定されたメニューに合わせて希望する期間借りられるので、かなりの距離や日数に及ぶロングツーリングへの利用や、住環境で変わる駐車スペースとの相性確認など、実際に購入した状況に近づけて検証できるのです。

丸一日、もしくはそれ以上レンタルすると、どんなことが体感できるのか。実際にお借りしてみました。

実際に気になるバイクをレンタルしてみた

今回レンタルしたバイクは、クラッチレバーとシフトペダルを持たないシフトアップ&ダウン操作を手元のシーソー式シフトレバーに集約したヤマハの新技術搭載モデル「MT-09 Y-AMT」です。解説文を見るとビッグスクーターのようなオートマチック機能になったモデルかと思うところですが、実際に乗ってみるとどんな印象になるかが知りたく、お借りすることにしました。

予約登録

「ヤマハ バイクレンタル」のサイトから希望車種を選び、「この車種をレンタル予約する」をクリックすると、希望車種を取り扱っている店舗一覧が表示されます。借りたいお店を選ぶと、その希望車種をレンタルできるカレンダーが表示されるので、借りたい期間を選びましょう。お店によってはヘルメットやライディングジャケット、グローブ、レインジャケット、スマートフォンホルダーもレンタルできます。手続きを終えたら、あとはレンタル期間が晴れることを祈りつつ、当日お店へ向かいます。

お店に到着

今回利用したのは、東京都大田区の「ヤマハ バイクレンタル東京大森」です。こちらはレンタルバイクに特化したお店で、JR京浜東北線・大森駅から徒歩2分という好立地に加え、地下に大きな駐輪スペースを備えていることからご自身のバイクを乗って行っても保管してもらうことが可能です。

お店に到着すると、お借りする車両が万全の状態で用意されていました。店長の塚本さんから操作方法、万が一の際の連絡方法、返却時の対応について説明を受け、いよいよバイクをお借りします。

オーナー気分で走り出す

街乗りから始まったレンタルバイクライフ、交通量が多い都内の道をじっくりと走っていきます。普段バイクに乗る人は、いつもの愛車とは違うバイクなのでなるべく走り慣れた道を走りながら操作確認やバイクの挙動を確かめていきましょう。日頃あまりバイクに乗らない人は比較的交通量の少ない道を選んで、ゆっくりと慣れるところから始めるのが良いでしょう。

ある程度操作に慣れてきたところで、高速道路へと入りツーリングに向かいます。この日の目的地は、千葉県富津市の突端にある「明治百年記念展望塔(富津岬展望台)」です。ヤマハ バイクレンタル大森からの距離は約60キロ、東京湾アクアラインを走って1時間ちょっとの場所にあります。試乗車では行けない距離で、気になるモデルの特徴をしっかり味わうにはちょうどいいショートツーリングです。

1時間ほどで目的地に到着しました。ルートはかなりシンプルで、車両にはETC車載器が搭載されているので高速道路の走行はスムーズでした。おかげでライディングに集中でき、状況ごとにモデル特有の操作を確認することができました。長期間のレンタルならさらに遠くまで行くことができて、ワインディングでの走りや長距離走行時の疲労とシートとの相性も検証できたでしょう。

せっかく千葉まで来たので、富津の美味しいものをいただいてから再び都内へと戻りました。

自宅での保管状況チェック

購入を検討しているバイクが、自宅の駐車環境に合っているかどうかは大切な確認ポイントです。試乗せずに購入したところ、思っていた以上に大きくて駐車スペースに収まらない、ということがないよう、レンタルバイクで確認しましょう。

レンタルバイクショップに話を聞いた

ヤマハ発動機販売株式会社 営業統括部 戦略企画部 バイクレンタル課 課長
塚本祐介氏

「近年は、気になるバイクの購入を前提に当店のサービスを利用される方が増えてきています。従来のレンタルバイクのイメージにあるような、普段バイクを保有されていない方が休日のツーリングに使われたり、遠方から東京に遊びに来られた方が街乗りに利用されたりと、活用方法は多岐に渡っています。

短い試乗時間では、なかなかそのバイクの特徴は掴みきれないと思います。オーナーの気分で最新モデルに長時間乗れるのが、レンタルバイクの大きな魅力です。バイクに乗るための装備も一式レンタルでご用意しておりますので、ぜひ気軽にご利用ください」

気になるバイクはレンタルでじっくり堪能

最新モデルの実物を目にする機会はイベントや展示会ですが、やはりバイクは実際に乗ってみないと本質がつかめないものです。有料サービスではありますが、その分得られる経験はお値段以上だと言えます。オーナー体験ができるレンタルバイク、気になるバイクがある方はぜひ最寄りの正規販売店やレンタルバイクショップで利用してみてください。

カワサキプラザレンタル

https://www3.kawasaki-motors.com/plazanet/rental-service/

スズキバイクレンタル(スズキワールド葛飾)

https://reserva.be/suzuki2rinrental

HondaGO BIKERENTAL

https://hondago-bikerental.jp/

ヤマハ バイクレンタル

https://bike-rental.yamaha-motor.co.jp/

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