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​​今年はさらに利用しやすい「二輪車定率割引」と「ツーリングプラン」の解説と調査報告​ 

​​ツーリングをよりリーズナブルなものにしてくれる「二輪車定率割引」と「ツーリングプラン」が今年も実施されます。3年目を迎えた令和6(2024)年度版の二輪車定率割引では、「高速道路一走行あたりの距離が100kmから80kmに」「日帰りツーリングを想定しての日単位での申し込みが、2日間や3日間さらには4日間の申し込みが可能になった」、ツーリングプランでは「プランが20コースから22コースに増加」など、これまでの利用者の声を踏まえての改善が加えられ、昨年度以上に活用しやすくなりました。​ 

​​ここでは令和5(2023)年度の「二輪車定率割引」と「ツーリングプラン」について、一般社団法人 日本自動車工業会(以下、自工会)がライダーを対象にWebアンケートを実施。プランの認知度や実際に利用して感じたメリット・デメリットなどライダーの声を集め、そこから見えてきた要望や改善点を反映した形になります。 

​​そこで今回は「二輪車定率割引」と「ツーリングプラン」への声、そして改善された最新プランをご紹介します。​ 

両サービスの概要

​​今年も実施される「二輪車定率割引」と「ツーリングプラン」の両サービスがどう違うのか、それぞれの内容をご説明します。​ 

二輪車定率割引とは

「二輪車定率割引」とは、NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本、宮城県道路公社の4社が実施するバイクユーザーを対象とした高速道路料金の割引企画です。実施期間は2024年4月から11月末(北海道は10月末)となっていて、対象となる高速道路において各インターチェンジ相互間の​​​​一回の走行距離が80kmを超える​​(一般道に降りることなく)走行を対象に、高速道路料金の37.5%が割引されます。​​​​さらに、昨年までは日帰りツーリングを想定しての1日単位からの申し込みとしていましたが、今年より2日間や3日間さらには4日間と、まとめての申し込みも可能になりました。​​同じ距離を走った普通自動車での高速道路料金のほぼ半額に相当するお得なメニューです。

ツーリングプランとは

​​「ツーリングプラン」とは、NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本、兵庫県道路公社の4社が実施する期間限定の周遊型企画商品で、バイクユーザーを対象に北海道から九州までをカバーした​​​​22コース​​がラインナップされます。実施期間は2024年4月から11月末(北海道は10月末)で設定されており、各コースを利用する2日間(最大3日間)の期間中だと、曜日に関係なく対象エリアの高速道路なら何度でも乗り降り自由という割引企画です。​ 

昨年の利用動向を分析

今年も実施される「二輪車定率割引」と「ツーリングプラン」について、昨年実施した際の利用者にWeb上でアンケートを実施しました。本アンケートには「二輪運転免許を保有」「126cc以上のバイク保有」「ETCを装着」「1年以内に高速道路を利用」の条件に当てはまる方を対象としました。そこから見える利用状況や動向をグラフとともにご紹介します。

利用者の性別

図:一般社団法人自動車工業会調べ

男女比は、男性約80%、女性約20%という割合。 

利用者の年齢層

図:一般社団法人自動車工業会調べ

年代別で見ると、​​​​赤枠で囲んだ10~30代の若年層が全体の約1/3を占める割合になりました。リースナブルとなるツーリングプランは経済的なメリットとなるほか、ネット情報のキャッチアップに秀でる若年層が多く利用したものと思われます。​

利用者のバイク(タイプ別)

図:一般社団法人自動車工業会調べ

​​タイプ分布図がこちらになります。1/4以上を占めた1位のネイキッド、2位ツアラー、3位スポーツバイク、4位クルーザー(アメリカン)、5位スクーター、6位アドベンチャー、7位オフロードと続きました。​ 

利用者のツーリング頻度

図:一般社団法人自動車工業会調べ

​​日帰りツーリングと宿泊ツーリング、それぞれどのぐらいの頻度で行っているかについて尋ねたところ、日帰りツーリングでもっとも多かったのは「1ヶ月に1日程度」、宿泊ツーリングになると「2〜3ヶ月に1日程度」という回答がもっとも多い、という結果になりました。​ 

ツーリング時の1日あたりの走行距離

図:一般社団法人自動車工業会調べ

​​ツーリングする際の1日あたりの走行距離については、100km未満が約半数という結果になりました。​ 

考察:両サービスはライダーに役立っているか

​​今回アンケートに回答してくれた利用者は、「二輪車定率割引」と「ツーリングプラン」をどのように活用しているのか、皆さんの回答から導き出したいと思います。​ 

両サービスを利用したユーザーは30%未満

図:一般社団法人自動車工業会調べ

​​「両方利用したことがある」「(二輪車定率割引かツーリングプラン)どちらかを利用したことがある」「サービスの存在は知っているが利用したことがない」など質問を細分化し、それぞれ回答いただいた結果をまとめました。​​​​両方を利用したことがあるという方は26.4%にとどまり、両プランとも利用したことのない者が約6割、両プランを知っているが利用していない者の割合が利用者を上回りました。さらに知らない者も約1割存在するため、認知向上と利用における条件緩和が必要ということが浮き彫りとなっています。​ 

それぞれの複数回利用者は80%超

図:一般社団法人自動車工業会調べ

一方で、2回以上利用しているリピーターの数はというと、「二輪車定率割引」が83.6%、「ツーリングプラン」は87.3%と相当数に及びます。​​​​5回以上利用しているユーザーもそれぞれ同じ33.9%ずつと、高速道路料金の割高感から利用頻度の高いユーザーほど割引プランを利用するケースが多くヘビーユーザー化していることが伺えます。​

アンケート回答から見えた魅力と改善点

​​「二輪車定率割引」と「ツーリングプラン」、それぞれ(もしくは両方)を利用された方に、各サービスの魅力と不満点について複数回答をいただきました。​ 

二輪車定率割引の魅力

​​二輪車定率割引の魅力で上位3位に入った理由が以下です。​ 

  • 1位:高速道路料金が37.5%割引されること(61.4%)
  • 2位:申し込み後に利用しなければ自動でキャンセルされ、キャンセル料が発生しないこと(44.8%)
  • 3位:土日/祝日に利用できること(42.4%)

やはり高速道路料金が高いと感じるユーザーが多いため、割引を魅力に感じているようです。次いで​​、キャンセル料が発生しない自動キャンセルの仕組み、土日/祝日利用がメリットとして続きました。

二輪車定率割引への不満点

​​二輪車定率割引への不満で上位3位に入った理由が以下です。​ 

  • 1位:一走行につき100㎞超えの距離条件が厳しい(36.5%)
  • 2位:事前の申し込みが面倒(35.7%)
  • 3位:土日/祝日限定で、平日に利用できない(32.1%)

​​申し込み手続きの面倒さはもちろん、​​​​一走行で100kmを超えるという条件は厳しいという声が多く挙がりました。距離感としては、東名高速道路・東京料金所を起点とすると沼津IC(静岡県)までが相当します。ロングツーリングを好むユーザーであっても活用が難しかったようで、こちらが令和6年度の「二輪車定率割引」にて100kmから80kmに変更されました。​ 

ツーリングプランの魅力

ツーリングプランの魅力で上位3位に入った理由が以下です。

  • 1位:高速料金がお得なこと(59.2%)
  • 2位:定額で高速道路の乗り降りが自由なこと(53.5%)
  • 3位:一走行につき100㎞超えの距離条件が厳しい(43.5%)

​​二輪車定率割引と同じく、「コース活用期間中ならどこで高速を降りても良い」という2位の理由を含め、​​​​高速道路料金の割高感から割引を受けられることが魅力となっています。​ 

ツーリングプランへの不満点

ツーリングプランへの不満で上位3位に入った理由が以下です。

  • 1位:事前の申し込みが面倒(30.3%)
  • 2位:行きたいところに合うコースが少ない(29.5%)
  • 3位:会員登録が面倒そうなこと(29.0%)

1位と3位に共通するのは「事前申し込みの煩雑さ」であり、利用拡大を図るためには事前申し込みの要改善が浮き彫りとなりました。​​​​このことから「行きたいところに合うコースが少ない」という要望に応える形で、コース数を20から22へと増加しました。

高速料金に対する利用者の声、認識

「二輪車定率割引」と「ツーリングプラン」に関する今回のアンケートでは、合わせて高速道路料金についても意識調査をしました。こちらも合わせてご紹介します。​

高速料金は高い?そうでもない?

図:一般社団法人自動車工業会調べ

高速道路を活用するライダーから見て、高速道路の料金帯はどんな印象なのか。感想を伺ったところ、「高いと思う」が65.6%と過半数を大きく超えました。​

どのぐらいが妥当な金額?

図:一般社団法人自動車工業会調べ

前述の質問で「高いと思う」と答えた方は、どのぐらいの価格帯が妥当と思われるのでしょうか。こちらも合わせてお伺いしたところ、48.2%の方が「普通自動車の3-4割程度」とのことでした。さらに「普通自動車の半額程度」と答えた方が34.2%おり、合わせると82.4%ものライダーが​​「普通自動車の半額以下にしてほしい」と認識しているようです。

2024年度の「二輪車定率割引」「ツーリングプラン」変更点

​​このアンケート結果を受けて、令和6(2024)年度の「二輪車定率割引」「ツーリングプラン」の内容が改善されました。以下がその変更点です。​ 

「二輪車定率割引」「ツーリングプラン」それぞれの詳細については、本ページの巻末にそれぞれのサービスページへのリンクを設置しておりますのでご覧になってください。​

もっとツーリングを楽しめる環境整備を

​​​本年度、二輪車高速道路割引プランの見直しにあたっては国土交通省とNEXCOに対し、利用者のアンケートを基に、一般社団法人自動車工業会並びに業界団体から働きかけることにより実現できました。これからもライダーの皆様の利用環境改善に向け取り組んでいきます。 

【ETC二輪車限定】2024二輪車定率割引

https://hayatabi.c-nexco.co.jp/drive/detail.html?id=164

2024ツーリングプラン

https://hayatabi.c-nexco.co.jp/page/?id=264

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