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【新しい排出ガス規制】バイク(新車)は2020年12月1日から適用!

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2019年2月15日、「道路運送車両の保安基準の細目を定める公示等」の一部が改正され、バイク(二輪自動車および原動機付自転車)の排出ガス規制が強化されましたが、新型車には2020年12月1日から新しい規制値が適用されます。

バイクの排出ガスに関する今回の規制の変更点は、炭化水素(HC)や窒素酸化物(NOx)等について、モード規制値を強化するとともに、アイドリング時に排出される一酸化炭素(CO)と、燃料蒸発ガスに係る規制値を強化しました。

 

改正概要

①モード走行に係る排出ガス規制値を下表の通り強化。

②アイドリングに係る一酸化炭素の排出ガス規制値を0.5[%]へ強化。

③駐車時の燃料蒸発ガスに係る規制値を1.5[g/test]へ強化。

④耐久走行距離を下表の通り強化。

これらの規制は、EUが導入した規制値「EURO5」と同等の規準となっており、これによって国際基準調和がいっそう進みます。また、この規制によってバイクと自動車の排出ガスの規制レベルもほぼ同等の水準に並んだことになります。

 

JAMA 「Motorcycle Information」2020年12月号より
*注1:PM=大気中に浮遊する粒子状物質。PM2.5など。PMへの規制は、三元触媒が利用できる理論空燃比で燃焼する方式の筒内直接噴射ガソリンエンジン搭載車に限る。
*注2:総排気量0.050L超0.150cc未満かつ最高速度50km/h以下、または、総排気量0.150L未満かつ最高速度50km/h超100km/h未満の二輪車。
*注3:総排気量0.150L未満かつ最高速度100km/h以上130km/h未満、または、総排気量0.150L以上かつ最高速度130km/h未満の二輪車。
*注4:最高速度130km/h以上の二輪車。

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