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「好き」を仕事に!バイク店を選んだ若手スタッフの想い

さまざまな仕事が選べる現代で、“バイクの世界で働く”ことを目指した若者たち。「好きな分野である」だけではない、バイクの世界を選んだ理由はどのようなものなのでしょうか?メーカー系列販売店の若手従業員がその魅力を語ります。

成長を実感できる、バイク好きにとって理想の職場

カワサキ プラザ東京足立 カワサキテクニシャン
髙橋 康太氏 (25歳)

バイクに興味を持ったきっかけを教えてください。

「最初に勤めていた職場へは自転車通勤していたのですが、その途中でバイクが走っている姿を見て、『自分もバイクで通えるようになりたい』と思ったのが最初のきっかけです。そして18歳で免許を取りました。当時はバイクのメーカー名も全然知らなくて、知り合いの乗っているバイクがニンジャという名だと聞き、近くのバイクショップに行って『ニンジャください』とお願いしました。今思い出すと恥ずかしいです。

自分でできることは何でもやりたい性格なので、バイクのメンテナンスや修理も行ってきました。ただし、正しい知識や技術がないとエンジンや駆動系には触れません。それがもどかしくて、『自分で全部できるようになりたい』と考え、整備士資格を取得しました」

カワサキ プラザ東京足立を選ばれた理由は何でしょうか?

「入社前に、こちらでカワサキ『H2 SX』を購入しました。ツーリングがとても好きで、『もっとツーリングを楽しみたい』と思って大型二輪免許も取得し、憧れのカワサキの大型バイクを購入したんです。

その頃から当店代表の田村と『今、整備士の資格を取得中です』と話していたところ、就職活動の際に『ウチで働かないか』と声をかけていただき、入社に至りました」

まもなく勤続3年目、ここまでの歩みはいかがですか?

「『自分はまだまだ知らないことばかりだな』と痛感する毎日です。お店の歴史が長いことから、長年のお客様も多く、自分が知らなかったバイクもたくさん入庫します。『ゼファー1100』や『W650』、場合によってはもっと歴史の長いバイクもあります。

当初は戸惑うこともありましたが、今では整備も任され、後輩に教える立場になっています。テクニシャンマネージャーやベテランの先輩方の指導を受けながら、毎日の作業に励んでいます。『何でも自分でできるようになりたい』という理想はまだ遠いですが、ひとつずつできることが増えていく喜びを感じられていて、それが仕事のやりがいです」

さまざまなバイクに携われるのは魅力的ですね。

「はい、どんなバイクにも新たな発見があるので、毎日が楽しいです。例えば、ドライブレコーダーやスマートモニターなどの電子機器を取り付けるとき、分解して内部を見ることで、『このバイクの配線はこうなっているんだ』と新たな気づきがあります。テクニシャンスタッフとともに、その仕組みを理解しながら盛り上がっています」

バイクを楽しむ世界も広がられたそうですね。

「当店では、サーキットやオフロード走行会などのイベントも開催していまして、私にとっては未知の世界でしたが、とても面白いです。もともとスーパースポーツバイクが好きだったので、サーキット走行会は私の好みにぴったりでしたし、初めてのオフロード走行会では新たな楽しさを知ることができました。

休日には、愛車でキャンプツーリングを楽しんでいます。1人で行くときもありますし、仲間と一緒に行くこともあります。キャンプ場で一泊し、朝のコーヒーを楽しむのが好きです。オンもオフも、バイクづくしの毎日です」

これからバイク業界を目指す若者へメッセージをいただけますか。

「できなかったことができるようになることで、自分の成長を実感するんです。それが大好きなバイクなので、喜びも倍増ですよね。バイクが好きな方にとって、理想的な職場だと思います。ぜひ、飛び込んできてください!」

カワサキ プラザ東京足立

住所〒123-0843 東京都足立区西新井栄町3-16-19
電話番号03-3886-8856
営業時間10:00~18:00
定休日毎週火曜日、水曜日(定休日以外で特別休業日あり)
ウェブサイトhttps://www.kawasaki-motors.com/ja-jp/plaza-store/tokyoadachi

“好き”が仕事になると、より頑張れる

スズキワールド多摩
廣田 晴迪氏 (27歳)

子どもの頃からバイクは身近な存在だったそうですね。

「両親がバイク乗りで、よく父の後ろに乗せてもらっていました。幼少期に過ごした茨城県水戸市からツインリンクもてぎ(現:モビリティリゾートもてぎ)まで近かったことから、毎年家族でMotoGP観戦に行っていました。

バイクに乗り始めたのは、大学に進学した18歳のときです。大学のバイク部(編集部注:内燃機関研究部のこと)に所属して部活動としてバイクを楽しんでいました。工具等が揃った部のガレージがあって、そこで仲間と一緒にバイクのメンテナンスや修理をしたり、ツーリングを楽しんだりしていました。たくさんの時間をバイクとともに過ごしました」

就職先としてスズキ二輪を選んだのも、バイク一色の日々を送っていたからでしょうか。

「はい、その通りです。『好きなバイクのことを仕事にしたい』という想いから、バイク業界を志望しました。MotoGP観戦時に応援していたスズキで働けることになり、私はもちろん、バイクが好きな両親もとても喜んでくれました。東京モーターサイクルショーのスズキブースでスタッフとして務めることを報告できたときは、とても嬉しかったです」

まもなく在籍6年目を迎えるとのことで、ここまでは順風満帆でしたか。

「そんなことはありません、戸惑うことは多々ありました。入社初年度にスズキワールド新宿、その後スズキワールド浦和へ配属され、2カ月前にここスズキワールド多摩へやってきました。お店によって雰囲気が異なり、そこにいらっしゃるお客様も好みやライフスタイルも変わってくるので、その都度最善の対応を試みながら歩んできました。入社間もない頃は経験も知識もまだまだ未熟で、お客様の信頼を得るのが難しいと感じるときもありました。

特に、“バイク乗り”ではなく“スズキ二輪の社員”としてどう応対すれば良いのか迷うことがありました。そんなときには、先輩が『こう答え、こう対応すれば良い』とアドバイスをくれまして、ひとつひとつ学んできて今の自分があります。

今でも“まだまだ力不足”と感じていますが、こうして続けられているのも“バイクが好き”だからです。毎日バイクに触れられることが何より幸せです。うまくいかないときでも、バイクに関われることが心の支えになっています」

バイクという共通の趣味が、社内のコミュニケーションを深めているそうですね。

「はい、いつでもバイクの話題で盛り上がれる職場で働けていることがとても幸せです。休日には先輩や同僚とサーキットやオフロードの走行会に行っています。別の業界にいたら、仲間を作るだけでも大変ですし、スケジュールも合わないことが多いでしょう。趣味や楽しみが共通していることが、深いスタッフ間の絆につながっていると感じます」

現在は後輩に指導する立場だとお聞きしました。

「これまでは、自分が理解できてさえいれば問題なく仕事をこなせていましたが、今は“学んだことを、正しく伝える”ことに取り組んでいます。教える立場になって、言葉選びや伝え方ってこんなに難しいことなのかと感じる日々です。でも私自身、これまで多くの先輩方に教えていただいてここまで来られたので、同じように後輩を導いていければと思います」

これからバイク業界を目指す未来の後輩へ、メッセージをいただけますか。

「私は、趣味が仕事になったことで公私ともに充実しています。『好きなバイクのことを仕事にしたい』という夢を持つ方は、迷わずバイク業界を目指してください。あなたの“好き”が、仕事を頑張る力や支えになるからです」

スズキワールド多摩

住所〒183-0011 東京都府中市白糸台1-39-1
電話番号042-369-6351
営業時間10:00〜18:00
整備受付17:00まで
定休日火曜日・水曜日(一部変則あり)
ウェブサイトhttps://suzukiworld.jp/tama/

一度きりの人生だから、好きなことに打ち込もう

Honda Dream 磯子 サービススタッフ
柳 優希氏 (26歳)

バイクとの出会い、そしてバイクショップで働こうと思われた経緯をお聞かせください。

「小さい頃に叔父のスクーターでタンデムした海辺の思い出が、最初に抱いたバイクへの憧れです。18歳で普通二輪免許を取り、バイクもすぐ購入しました。周囲にはバイク仲間も多く、一緒にツーリングやメンテナンスを楽しむ日々でした。

23歳まで飲食店に勤めていたのですが、コロナ禍を機に“これからの人生”について考えるようになり、『仕事は人生で一番時間を使うもの、だったら好きなことに思いっきり取り組もう』と思い立って、バイクショップで働くことを目指しました。職業訓練校で整備士資格を取得し、ホンダドリームジャパンのサービススタッフ採用に応募したんです。自宅から近い販売店での企業見学を経て、ここホンダドリーム磯子に配属されました」

他のバイクメーカーの採用も受けられたのですか?

「いえ、ホンダ一択でした。ホンダのバイクにはとても魅力を感じていたので、ホンダドリームで働きたいという思いでいっぱいでした」

入社1年目ですがホンダドリーム磯子での仕事はいかがですか?

「入って2年になりますが、毎日がとても充実しています。未熟な部分も多いですが、先輩から丁寧に分かりやすく教えてもらえているので、少しずつ成長できている実感があります。

旧型のバイクも好きですが、ホンダドリームで最新のホンダのバイクに触れられる機会に恵まれたことから、電子制御スロットルなど最新技術にいち早く触れられるのが楽しくなってきました。『新しいバイクにはこんな機能が備わっているんだ!』っていう発見は何ものにも代え難いです。

おかげで、毎日時間が経つのが早いんですよ。『え?もうお昼?』『うわ、もう外が真っ暗!』と驚くこともしょっちゅうです。ときには忙しくてバタバタすることもありますが、それを含めて“バイクがある環境で働ける幸福感”を味わえています」

任される業務もレベルアップしているのでしょうか?

「段階的に任される仕事も増えています。今はレンタルバイクのメンテナンス対応や、整備に伴うミッションケースの脱着などを担当しています。最初は不安でしたが、丁寧に取り組むうちに一人で対応できるようになりました」

これから取り組んでいきたいことは何でしょうか?

「今は目の前の業務に集中していますが、将来的には会社へも貢献できるサービスマンを目指して、レベルアップしていきたいです」

これからバイク業界を目指す未来の後輩に、メッセージをお願いします。

「仕事って、人生のなかでもっとも多くの時間を費やすものです。だからこそ、自分の好きなことに没頭してください。一度きりの人生ですから、やりたいことに挑戦してほしいです」

Honda Dream 磯子

住所〒235-0033 神奈川県横浜市磯子区杉田4-4-5
電話番号045-778-7272
営業時間10:30〜18:00
定休日毎週水曜日・所定の火曜日
ウェブサイトhttps://honda-dream-japan.co.jp/shop/isogo/

バイク愛を伝えるバイク好きのための職場

YSP西東京 オートバイライフアドバイザー
池田 悠平氏 (29歳)

池田さんがバイクに興味を持ち始めたのはいつでしょうか?

「18歳のときです。友人がバイクに乗っている姿を見て、『カッコいいな』と思ったのが最初です。

私の趣味は『工具集め』で、普通自動車免許を持っていた当時から自分のクルマをメンテナンスしたり、乗っていた原付バイクを修理したりしていました。ですから、バイクに興味を持つようになったのは自然な流れだったと思います。

思い立ってすぐに普通二輪免許を取得し、400ccのバイクに乗りました。バイクとクルマ、それぞれで乗る楽しみ、いじる楽しみを味わっていました。この頃はまだ整備士資格を持っていなかったので、一般的にできる範囲で楽しんでいました。

そんな折、YSP西東京 代表の横田地との出会いがあり、バイクの話をするうちに『うちで働かないか』と誘っていただき、お世話になることになりました」

初めてのバイクショップ勤務、不安はありませんでしたか?

「古いバイクが好きで、新しいバイクや技術に触れた経験がほとんどなかったので、『自分に務まるだろうか』という不安はありました。しかし、それ以上に『大好きなバイクショップで働いてみたい』という気持ちが強かったのでお受けしました。今ではYSP西東京に就職して良かったと思っています」

就業と並行して整備士資格を取得し、今はサービススタッフでありながら、お客様のバイクライフをお手伝いするオートバイライフアドバイザーとして、ご相談を受けています」

新しい職場環境にもすぐ馴染めたのですね。

「すべての業務がバイクに関わっているので、知らなかったことを学べるのは楽しいです。

私は人の話を聞くのが好きで、お客様からの相談や要望に応える今の仕事にやりがいを感じています。『もう少し乗り心地を良くしたい』という乗り心地改善のご要望には、サスペンションやシートの変更などお悩みを解消できるようなご提案を行っています。

“交換したら終わり”ではなく、実際に仕様変更したバイクの乗り心地や感想をフィードバックしていただき、さらにベストな状態を目指していきます。ひとりひとり感じ方が違うので、お客様の声を正しく汲み取ることが大切です。この取り組みが、仕事としても、バイク乗りとしても楽しいんです」

サービスとして、直接お客様のバイクに触れながら改善できる取り組みは、着実に経験値になっていきますね。

「手応えがありますね。『求めていた答えはこれだったんだ』と、目指していたものにたどりついたときの達成感は大きいです。どのお客様もバイクが大好きなので、いつも熱のこもった会話になります」

今、目指しているものを教えてください。

「オールラウンダーなディーラーマンです。今は後輩もでき、教える立場になっていますが、まだまだ分からないことが多く、代表や上司にアドバイスをもらいながら仕事をしています。経験は一朝一夕で身に付くものではありませんが、常に“ベストな判断”をその場で出せる、信頼されるディーラーマンを目指しています」

これからバイクショップで働こうと考えている未来の後輩へ、メッセージをお願いします。

「誰もが“バイクが好き”だから、この世界を目指してくるのだと思います。その“好き”という気持ちをお客様に伝え、バイクの世界をもっと楽しんでいただけるよう取り組むのがバイクショップの仕事です。一緒にバイクを楽しみながら、バイクの魅力を広めていける仲間が増えると嬉しいです」

YSP西東京

住所〒188-0011 東京都西東京市田無町6-5-19
電話番号042-497-6293
営業時間10:00~19:00
定休日毎週月曜日・火曜日
ウェブサイトhttps://nishitokyo.ysp-shop.com/

バイクへの愛が、あなたを成長させる

業種・職種はもちろん、働き方も多様化した現代でバイクショップを選んだ4者に共通していたのは、“バイクが好き”という想いでした。社会人として生きていくと、大きな壁に当たることがあります。そのときに「この仕事が好きだから」という気持ちを持っていると、どんな困難でも乗り越えられるのです。自身が成長するとともに、“好きな世界”がどんどん広がるバイク業界で働いてみたい方を、企業は待ち望んでいます。ぜひ飛び込んできてください!

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