9月19日(金)、埼玉県小鹿野町の小鹿野文化センターホールにて開催された「BIKE LOVE FORUM バイクラブフォーラム_※」(以下、BLF)の関連イベントとして、指定された30カ所のチェックポイントを回ったポイント数によって豪華景品が当たるツーリングイベント「寄ってけ〜な！おがのツーリングキャンペーン」が現在開催中です。今回MOTOINFOの“中の人”が「寄ってけ〜な！おがのツーリングキャンペーン」を回ってきたので、体験レポートをお届けします！

ツーリングレポート第1弾

埼玉県秩父郡にある小鹿野町は、「ウエルカムライダーズおがの」の活動名のもと、ライダーを歓迎してくれている町です。都内から約100kmの距離にあり、日帰りツーリングに最適なエリアです。

「寄ってけ〜な！おがのツーリングキャンペーン」では、30カ所のチェックポイントが用意されていますが、1日ですべてを回るのは難しいため、のんびりツーリングを楽しむことも考え、3回に分けることにしました。今回は1回目と2回目の様子をレポートします。

1回目は、キャンペーン開始直前の7月28日(月)に、気の合う仲間3人でチェックポイントの下見を兼ねてツーリングに出かけました。出発地点は埼玉県秩父郡皆野町にある「道の駅みなの」です。朝9時の集合時点で既に猛暑！今年の暑さは例年以上で、こまめな水分補給が必要です。マイボトルは必須アイテムだと実感しました。

「道の駅 みなの」をスタートし、和銅遺跡→道の駅 ちちぶ→浦山ダム→道の駅 あらかわ→道の駅 両神温泉 薬師の湯→両神温泉 国民宿舎 両神荘→尾ノ内渓谷→観音院→毘沙門水→合角ダム→みどりの村→小鹿神社→小鹿野町観光交流館の計14カ所を巡りました。

チェックポイントはコンパクトで回りやすく、さらに平日だったこともあり交通量が少なく、ツーリングには最適でした。 

​​ご存じの方も多いと思いますが、小鹿野町はライダー誘致の取り組みによって週末には多くのライダーが訪れていますが、それでも交通死亡事故ゼロを5,094日達成(​​2025年9月19日(金)現在​​)している点が注目されています。​実際に走ってみると、町全体がのんびりとした雰囲気で、ゆったりツーリングを楽しめると感じました。ライダーが歓迎されていることもあり、地元の方に良い印象を持ってもらえるよう、ライダー自身もマナーある走行を心がけているのでしょう。 

真夏のツーリングでしたが、両神温泉 国民宿舎 両神荘から尾ノ内渓谷に向かうワインディングは木陰が続いており、涼しく走ることができました。 

ここで問題発生！なんと尾ノ内渓谷は、スマートフォン・携帯電話のキャリアによっては圏外になるという状況が起こってしまいました。すぐに管理者に連絡してエリアを拡大してもらい、チェックインできるようになってひと安心。8月1日(金)のキャンペーン開始前に発覚し対応できたので、本当に良かったと胸をなで下ろしました。

この日の終盤、「みどりの村」で仲間のバイクがパンクするハプニングも発生。「レッカー車を呼ぶか」などと悩みましたが、幸運にも花園インター近くのバイク用品店に在庫があるとのことで、帰路に就く際にタイヤ交換をしてもらうことにしました。 

焦っても仕方がないので、「小鹿野と言えば“わらじカツ丼”」ということで、小鹿野町の中心にある​「焼肉レストラン東大門」​で「わらじカツ丼」をいただきました。何度も食べているものの癖になる味で、値段も1,000円ちょうどとリーズナブル。小鹿野町に来たら絶対食べるべきですね。

お腹も満たされ、1回目の小鹿野周遊ツーリングは終了。「道の駅 みなの」から「小鹿野町観光交流館」まで、14カ所のチェックポイントを巡った約90kmの行程は、ほどよい距離感でした。ツーリングにはトラブルが付きものなので、念のためパンク修理キットを持参すると安心かもしれません。 

ツーリングレポート第2弾 

2回目の周遊では、長瀞岩畳→寳登山神社→美の山公園→道の駅龍勢会館→道の駅 果樹公園あしがくぼ→秩父神社→般若の丘公園→おがの化石館→秩父ミューズパーク展望台→秩父札所32番 般若山 法性寺→丸神の滝→ダリア園という約120kmに及ぶルートを周りました。

9月6日(土)には、ヤマハのバイクイベント「My Yamaha Motor café」が、チェックポイントのひとつである「般若の丘公園」で開催されるため、この日にあわせた2回目の周遊となりました。前日まで台風の影響が心配されましたが、当日は無事に走ることができました。 

「My Yamaha Motor café」では、ヤマハのバイクを中心に約750台が集結。メーカー主催のイベントだけあって、新旧さまざまなバイクが見られました。もちろんヤマハ以外の車種も歓迎されていました。 

小鹿野といえば「わらじカツ丼」ですが、「おがの化石館」に向かう途中に立ち寄った「手打ちそば しのうち」で遅めの昼食を取りました。手打ちの蕎麦はもちろん、オススメされた「イモの揚げ物」も絶品でした。味噌だれに付けていただくと、ほど良い甘さを楽しめます。ツーリングの目的に「食」を加えることで、旅の魅力はさらに広がりますね。 

2回目のツーリングも後半に差しかかり、「秩父ミューズパーク展望台」まで行くと秩父を一望できる最高の景色が広がっていました。深呼吸して気分もリフレッシュ！ 

ここで、ミスが発覚！なんと「My Yamaha Motor café」の会場だった「般若の丘公園」でのチェックインを忘れるという凡ミス！イベントに来てワクワクした気持ちが先に立ち、チェックインを忘れるというお粗末な結果に……。再び「般若の丘公園」に戻ってチェックインしました。ポイントに到着したら、まずはチェックインを忘れずに。

今回のルートの中で最も山深い「丸神の滝」は、場所によってはスマートフォン・携帯電話が圏外になることもありましたが、8月初旬に全チェックポイントを回られた方からの情報提供のおかげで早めに対策でき、現在は手前の「おくちちぶ両神キャンプ場」でもチェックイン可能となっています。ご協力ありがとうございました。 

チェックポイント30カ所達成第1号の感想

ということで、「寄ってけ〜な！おがのツーリングキャンペーン」30カ所達成第1号のHonda「CROSS CUB」にお乗りのFさんにお話を伺いました。 

ツーリングキャンペーンにエントリーしたきっかけは？ 

「遡ること54年前、バイクの免許を取得できる年齢になり、そこから長いバイク人生が始まり、今年の冬に古稀(70歳)を迎えたのを機に、記念となる良きタイミングで挑戦を決めました。バイク主体のスタンプラリーは初挑戦で、7月下旬にこの情報を入手した時点で即参加を決意しました」

30カ所すべて回ろうと思った原動力は？

「20歳から30歳まではトライアル競技に明け暮れ、その後約10年間ツーリングクラブでバイクに関わってきました。40歳以降はボッチライダーとなり、とにかくバイクと一緒にいることが大好きなライダーに。 

そんな年配ライダーの自分が、1日という短期間でこの企画を達成することができるのか……という「自分への挑戦」の一言に尽きます。 

国道140号の通行止めに遭い、残念ながら1日では達成できませんでした」 

どこのチェックポイントが一番印象に残っていますか？

「ほぼホームコースの秩父界隈なので、チェックポイントの3分の2は訪れたことがありました。下調べ中に国道140号の通行止めに気づいて、4カ所のチェックポイントが秩父側からアクセスできないことが明らかとなり、日を改め挑戦することとなったのが一番記憶に残っています。 

また『丸神の滝』では、左膝痛をかばいながら山奥にある滝壺までの登山道を登ったのが辛い思い出です。しかし滝までの森林浴と『丸神の滝』のマイナスイオンを浴び、見事な滝を前に達成感を覚えました」 

他にもツーリングイベントなどに参加されますか？

「12年前から開催されている『サンライズ・サンセット・ツーリングラリー(SSTR)』については、当初『いつかは自分も』と考えていましたが、あまりにも大型イベントなので断念。今後、今回の企画サイズ・企画内容によって、我々年配者も気軽に参加できる企画があれば、喜んで参加させていただきます」

Fさん、この度は本イベントへのご参加、またインタビューへのご協力、誠にありがとうございました。 

なお、Fさんは「寄ってけ〜な！おがのツーリングキャンペーン」を巡られた様子を、YouTubeにて「Y！OTC」というタイトルで動画公開されていますので、ぜひチェックしてみてください。 

BLF in 埼玉・おがの関連イベント「寄ってけ〜な！おがのツーリングキャンペーン」 

2025年11月30日(日)にかけて30カ所におよぶ秩父エリアの観光地・飲食店・道の駅などに設置されたチェックポイントを巡ってスタンプを集めるツーリングイベント「寄ってけ〜な！おがのツーリングキャンペーン」が開催中です。 

チェックポイントをクリアした数に応じて、抽選で「ペア宿泊券(3万円相当)」や「国内4メーカーオリジナルグッズ」、「『ウエルカムライダーズおがの』加盟店提供品」、「日帰り温泉入浴券セット」、「食事券」がプレゼントされます(※賞品は変更になる場合があります。当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます)。 

秩父エリアの観光スポットや雄大な自然をツーリングで満喫しながら、立ち寄った先でスタンプを集めるだけで豪華景品のチャンスが広がる。そんな“一石二鳥”の楽しみ方ができるのも、このキャンペーンならではの魅力です。 

走る喜びと観光の魅力、そして景品のワクワク感まで楽しめる特別な体験。ぜひ愛車とともに参加して、秩父を舞台にしたツーリングの思い出を作ってみてください！

【応募方法】

1：スマートフォン専用サイト「GPSモバイルスタンプラリー」に参加登録
https://mobicp.jp/blf-touring2025/
または下記QRコードからアクセス

2：秩父エリアの「チェックポイント」にチェックイン
登録したマイページから「近くのスタンプを探す」をタップし、自動的に対象となる施設を表示します。
(GPS機能オフ状態、もしくはGPS範囲外の場合は対象施設一覧ページが表示されます）

3：スタンプ取得施設ページの「スタンプをGETする！」を押してスタンプが表示されたら、スタンプを一つGET。

4：スタンプを集めるとマイページ内にスタンプが並びます。集めたスタンプ数に応じて各賞の抽選対象となります。

ゼッケンについて 

昨年の第12回 BLF in 南国みやざき関連イベント「来てん！宮崎 ツーリングキャンペーン」に続き、今年も参加者同士の交流を深めるきっかけとして、自作できるゼッケンが用意されています。ゼッケンの貼付は任意で、キャンペーンやイベント参加の必須条件ではありませんが、ライダー同士が一目で「仲間」と分かるアイテムとして人気を集めています。 

ゼッケンは公式の台紙データを使って誰でも簡単に作成でき、愛車に貼れば参加気分もさらに盛り上がります。ぜひオリジナルのゼッケンを用意して、仲間との一体感を楽しんでみてください。 

作成方法とデータのダウンロード方法は以下の通りです。

1, 参加者番号の確認
・スタンプラリーのページに https://mobicp.jp/blf-touring2025/ (スマホ専用)にアクセス
・左下に表示される「参加者No.」の数字(最大5桁)を控えてください。この参加者番号を「ゼッケン番号」とします

2, ゼッケンの出力
(ご自身で画像を合成して出力する場合は4.に進んでください)
以下のゼッケン台紙とゼッケン番号に必要な数字をコンビニの“ネットプリント”でシール出力します。

(1)コンビニコピー機端末の初期画面で「QRコードを持っている」を押し、以下QRコードをかざす

または「コピー／プリント(以下略)→「ネットワークプリント」と進み、ユーザー番号「Y7Q7C7PA4F」を入力

(2)「シール用紙」→「写真プリントL/2L」
(3)ご自身のバイク等の貼付スペースに応じて「L判(89×127mm)」または「2L判(127×178mm)」を選択
(4)下記のようにファイル一覧が表示されるので、台紙および必要な数字の画像データを選択

シール出力可能コンビニ：ファミマ、ローソン、ミニストップ(詳細は以下をご参照ください)
https://smj.jp.sharp/bs/networkprint/seal.html

3, 番号の貼付
ゼッケン番号を切り出して貼り付けたら完成です(切り出しが面倒な場合は油性ペン等にて手書きでもOK！)

4, ご自身で数字を合成してから出力する場合
(1)BLF公式サイトよりゼッケンベース、ナンバーのデータをダウンロードいただけます

(2)台紙データをPPT(パワーポイント)や画像編集ソフト等で参加者番号を追加
(3)ご自身のプリンターでラベル用紙出力、またはネットプリントでシール出力

5, ご注意
・番号のお間違いにご注意ください。
・ゼッケン貼付の際は視界の妨げにならないようご注意ください。
・ゼッケン貼付によるいかなる損害等について主催者は一切の責任を負いかねますのでご了承ください。

締切は11/30(日)！急げ！

MOTOINFOの“中の人”たちは、計2回の周遊で26カ所を巡ることができました。3回目は山梨ルートで残りの4カ所を巡り、30カ所達成を目指します！ 

ライダーにとって厳しかった暑さもようやく和らぎ、気持ちよく走れる季節になってきました。「寄ってけ〜な！おがのツーリングキャンペーン」は11月30日(日)まで開催しているので、豪華景品をゲットするチャンスはまだあります。エントリーがまだの方も「寄ってけ〜な！おがのツーリングキャンペーン」にぜひ参加して、安全運転で小鹿野町をのんびりと楽しんでください。

【動画】#寄ってけ〜なおがのツーリングキャンペーン 試走してみた！