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3年ぶりの開催!第38回大阪モーターサイクルショーにかける主催者の想いとは?

2020年、2021年と新型コロナウイルスの影響によって残念ながら中止となった大阪モーターサイクルショー(以下、大阪MCショー)。2022年は、各種ガイドラインに基づいた感染防止対策を十分に行った上で、関連団体・出展者はもとよりライダーの想いも乗せ、満を辞して開催されます。

第38回大阪MCショーの開催を目前に控え多忙を極めるなか、主催である日本二輪車普及安全協会 近畿ブロック 大阪モーターサイクルショー運営事務局の安部運営委員長に時間を割いていただき、3年ぶりの開催となる大阪MCショーにむけた想いをうかがいました。

 

大阪MCショーの入場者数は年々増加している!

大阪MCショーの来場者数は2008年から毎年増加しており、2013年からの来場者数は過去の記録を毎年更新しています。

来場者の構成を見てみると、女性比率は約20%にのぼり、年代別でも30代までの割合が40%以上を占めるなど、比較的フレッシュなユーザーにも支持されていることがわかります。

また、2019年に家族や友人と一緒に来場した方は全体の58.4%であり、依然高い傾向が続いています。

 

さらに来場回数の調査では、「初めて来場される方」が全体の30%前後もあり、新規ユーザーの取り込みにも成功していることがうかがえます。

しかも、バイク免許未取得者の来場者は全体の約12%であり、そのうち半数の方は取得予定というアンケート結果もあります。
これからバイク免許を取得する方や、初めて来場する方が毎年一定数いることから、大阪MCショーが非常に幅広いユーザーから楽しみにされているかがわかります。

 

過去最大面積の第38回開催に向けた主催者の想い

主催である安部運営委員長に、今回の大阪MCショー開催へ向けた想いをうかがいました。

2020年、2021年は新型コロナウイルスの影響で残念ながら中止となりましたが、2022年は各種ガイドラインに基づいた感染防止対策を十分に行い、3年ぶりの開催を目指し準備を行っています。感染拡大防止の観点から、従来通りの開催内容とならない部分もありますが、ショーの開催を期待しているバイクファンに安心して来場いただき、話題のニューモデルや最新のパーツ&アクセサリー、バイク情報やサービスなどをリアルに体感いただける場となればと考えています。

また、会場は従来のインテックス大阪1・2号館だけではなく、新たに3号館を加え、過去最大規模の会場面積となっています。会場を拡大することにより、前回開催時のブース間通路幅の4mを、今回は7.5mに拡張して会場内の3密回避にも細心の注意を払っています。

なお、大阪MCショーは、政府・大阪府・日本展示会協会・インテックス大阪が定めるガイドラインを基に新型コロナウイルス感染症対策を計画しており、大阪府危機管理室に「感染予防安全計画」を提出し、開催承認を得たイベントとなっています。

ウィズコロナ時代における新しいスタイルでの開催を迫られる大阪MCショーですが、期待しているバイクファンのためにも万全の感染症対策を講じたうえで、最大限楽しんでもらうための工夫と苦労がうかがえ、頭の下がる思いです。

ちなみに、例年行われていた試乗会については、感染拡大防止の観点から今回は残念ながら見送られたものの、止むを得ない決断であったことはご理解いただけることでしょう。

 

ショーを楽しむ方法・見どころについて

さらに、大阪MCショーの楽しみ方や、大阪MCショーだけの独自コンテンツについてもうかがいました。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今回は入場券の日別販売枚数を設定し、ホール毎の入場者数の上限を設け、会場面積の大幅拡大と合わせて、例年よりゆったりと展示ブースを見学していただけると思います。とは言え、午前10時の開場から正午過ぎまでは多くの来場者が訪れるため、比較的入場者数が落ち着く14時以降の来場がお勧めです。

大阪モーターサイクルショー独自のコンテンツとして、1号館に「カスタムワールド」を展開します。主催者が定めたカスタムガイドラインをベースに、各ショップが技術とアイデアをふんだんに盛り込んだユニークなカスタムバイクが展示される予定です。

バイクの楽しみ方や、バイクに求める価値観が多様化するなかで、趣向を凝らしたカスタムバイクの展示は、まさに時代を捉えたコンテンツと言えるでしょう。大阪MCショーへの来場を予定している方は是非ご注目ください。

 

【注意1】今回の入場は電子チケット限定!しかしプレゼント抽選企画も

今回の大阪MCショーでは、感染症対策の一環として、オフィシャルページのみで販売する「電子チケット(QRコード)」による非接触型の入場方式となっています。そのため、当日入場券の販売はありませんが、空きがあれば当日でも公式ウェブサイトから電子チケットが購入可能となります。

電子チケットの仕組みは、オンライン購入やデジタルデバイスに不慣れなユーザーにとっては少し苦労するかもしれません。しかし、オンラインで完結させることでアンケート回答によるプレゼント抽選企画も同時に実現しており、ユーザーにとっては来場時の楽しみがひとつ増えたと言えるでしょう。

 

【注意2】バイク来場の際は路上駐車厳禁!

バイクで来場する方は、会場周辺に路上駐車せずに、大阪MCショーで確保している二輪車駐輪場に必ず駐車するようにしましょう。駐輪場の場所や料金などは公式ウェブサイトで案内していますので、バイク来場を考えている方は必ず事前確認をしてください。

 

今年も継続「高校生以下無料」!

今回の大阪MCショーでも、入場料については「高校生以下無料」となっています。

なお、入場にはQRコード(無料券)が必要となりますので、入手方法をよくご確認いただいたうえで取得してください。
※高校生以下の入場時は、該当する証明書(学生証)の提示が必要

 

大阪MCショー主催より来場される方へのメッセージ

最後に、安部運営委員長より来場を考えている方に向けてメッセージをいただきました。

以下、安部運営委員長のコメントより。

コロナ禍による生活様式の変化と、密を生まない移動手段として大いに注目されているバイクは、将来的なカーボンニュートラルを見据えたEVや合成燃料対応車などの新しい選択肢が増えることにより、益々注目される存在になると思われます。モーターサイクルショーには、様々なカテゴリーのバイクを実際に見て触れて体感できるリアルな場としての役割が不可欠であるため、うまくデジタル技術を活用しながら、より安全で楽しい体験価値を提供する場として進化させていきたいと考えています。

今回は、残念ながらコロナ感染拡大防止の観点から、例年好評をいただいている試乗会やステージイベントなどの主催者イベントの開催は見送りとなりましたが、出展各社が展示するバイクやパーツ&アクセサリーを、リアルに体感していただける3年ぶりの機会となり皆様に楽しんでいただけると思います。マスク着用・手指消毒等の感染防止対策を十分に行っていただき、皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

 

大阪モーターサイクルショー開催概要

開催期間:2022年3月19日(土)〜3月21日(月・祝)10:00〜17:00

会場:インテックス大阪1・2・3号館

会場住所:大阪市住之江区南港北1-5-102
※駐車場・バイク駐車場には駐車台数に限りがあります。事前にアクセス方法をご確認の上ご来場ください。
※大阪港 咲洲トンネルは、125cc以下のバイクは通行できませんのでご注意ください

Googleマップ:https://goo.gl/maps/dmkStBuDhYbPgcX77

入場料:大人1,700円、高校生以下 無料
※おからだの不自由な方は本人と介助者1名まで入場無料(要障がい者手帳提示)

上限来場者数:34,000名
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため入場者数に上限が設けられています

購入方法(インターネットのみ):入場チケットは、オフィシャルサイトのみで販売する「電子チケット(QRチケット)」となります。詳しくはチケット情報をご確認ください
※今回はコンビニエンスストア、バイクショップなどの店舗での販売、及び会場での当日券の販売はありません
※会場での当日券販売はありませんが、ご来場希望日に空きがあれば、ご来場当日でもホームページからQRチケットをご購入いただけます

第38回大阪モーターサイクルショー

https://www.motorcycleshow.jp/

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