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初めてでも安心!手ぶらでモトクロス体験

オフロードバイクに興味はあるけれど「ダートは怖い」「装備が大変そう」「何から始めればいいのかわからない」と感じている方は多いのではないでしょうか。実は、今では“手ぶら”でも参加できる体験プログラムがあり、初めての方でも気軽にオフロードバイクを楽しむことができます。今回は埼玉県川越市にあるオフロードヴィレッジで開催されている「モトクロスごっこ」の体験を例に、受付から装備選び、走行、そして体験後まで、オフロードを始める“一連の流れ”をご紹介します。

「モトクロスごっこ」とは?免許不要で楽しめる体験の場

「モトクロスごっこ」は、埼玉県川越市のウエストポイントが主催している、免許がなくてもバイク遊びやオフロード走行が楽しめる体験型イベントです。バイクに乗ったことがない未経験者はもちろん、自分のバイクを持っていない初心者、親子で一緒に楽しみたい家族連れ、あるいは「教習所に通う前にオートバイというものに触れてみたい」という方まで、幅広い層を対象としています。

このイベントの大きな特徴は、安全かつ体系的に学べる環境が整っている点です。講師を務めるのは、元全日本モトクロスチャンピオンの福本 敏夫氏をはじめ、国内外のトップカテゴリで活躍した(または活躍中の)経験豊富なベテランスタッフたち。時には雑誌などで目にする現役プロライダーが指導に加わることもあり、そうした機会を楽しみに参加する人もいるのだとか。プロフェッショナルの視点から、バイクの基本操作からオフロード特有のテクニックまで、親切丁寧に指導を受けることができます。

舞台は「オフロードヴィレッジ」

写真はモトクロスごっこのコーチを務める小林さん

体験の舞台となるのは、荒川河川敷に広がる「オフロードヴィレッジ」です。ここは元全日本チャンピオンである福本 敏夫氏が、モトクロスの発展と後進の育成のために長年をかけて作り上げた国内でも有数のオフロードバイク専用サーキットです。

全日本モトクロス選手権の一幕
実は平坦な練習場が用意されているオフロードコースは珍しいのです

全日本モトクロス選手権も開催されるような高低差の激しい本格的なコースから、初心者でも安心して練習できる平坦で広いコースまで、多彩なエリアが用意されています。初心者向けの「モトクロスごっこ」では、まず安全な平地で練習を開始するため、未経験者でも恐怖心を感じることなくバイクに慣れていくことができます。

まずは「電話予約」からスタート

「モトクロスごっこ」に参加するためには、事前の予約が必須です。予約は開催日の5日前までに行う必要があり、方法は電話のみとなっています。

予約窓口ウエストポイント・クラブハウス
予約専用ダイヤル090-2223-3841
予約受付時間9:00~21:00(木曜定休)

当日は、車や公共交通機関を使っていつもの服装で会場に向かえばOKです。重い装備を持っていく必要がないため、思い立った時に気軽に参加できるのがこのプログラムの魅力です。

受付とレンタル装備、手ぶらを支える完璧なバックアップ

会場に到着したら、まずはウエストポイントのクラブハウスで受付と料金の支払いを済ませます。その後、いよいよ「モトクロスごっこ」の要であるレンタル装備の装着です。オフロードバイクは滑りやすいので転倒がつきもの。転んでしまっても痛くないように、通常のバイクウエアよりも少しプロテクターが多めになっています。特に転倒時に足を挟んだり挫いたりしがちなので、脛(すね)まで覆うオフロードブーツが必須です。ここがロード系装備との大きな違いです。また、オフロードバイク自体も一般的なロードバイクと比べると軽量にできています。

「モトクロスごっこ」では、以下の装備を一式レンタルすることが可能です。もちろん、「ヘルメットやグローブは自分のものを使いたい」というライダーはオンロード用のものを使用しても大丈夫です。

  • ヘルメット・ゴーグル:頭部を衝撃から守り、前走車が跳ね上げる泥や埃から視界を確保します。アゴ部分は呼吸しやすいように突き出ているのが特徴です。
  • プロテクター・グローブ:胸部、肘、膝などをガードするプロテクターと、操作性を重視した専用グローブを着用します。
  • レンタルウエア・レンタルブーツ:泥汚れを気にせず動きやすい専用ウエアと、足首を強固に固定しマシンの熱からも足を守る硬質なオフロードブーツを履きます。
参加者はビブスを着用して走ります

用意されるバイクは、ホンダ「CRF125F」など、小さくて足つきが良く、初心者でも扱いやすいバイクがセレクトされています。このように、ハード面での準備が完璧に整っているため、参加者は手ぶらで来場して走ることができるのです。

準備運動もみんなで
取材した日は総勢19名が参加。いつも大盛況です

バイクの基本と土の上の感覚

講習は、参加者の経験レベルによって初めての人と乗ったことのある人の2グループに分かれて行われます。全くの未経験者グループは、まずバイクという乗り物を理解するところからスタートします。今回は、未経験者グループの体験を追ってみましょう。

午前中メニュー

  1. バイクの乗り方と理解:ハンドルの正しい握り方、オフロード特有の「前寄りに座る」ライディングポジション、バイクの各部品の名称や役割を学びます。
  2. 基本操作の習得:アクセルの開け方、クラッチのつなぎ方、エンジンの安全な掛け方など、一つ一つの操作を停止した状態で確認します。
  3. 走り出しの練習:平坦なオーバルコースに移動し、いよいよ走行を開始します。
  4. 基礎トレーニング:発進と停止を繰り返す「ゴー&ストップ」や、基本的なコーナリング姿勢を反復練習し、土の上でバイクがどのように動くかの感覚を養います。

ベテランスタッフが常にそばで見守り、一人一人のペースに合わせてアドバイスをくれるため、焦らず着実にステップアップできます。

さらに進化!本コースへの挑戦

1時間の昼食休憩を挟んだ午後は、少し本格的な走行へと進みます。午前中に学んだ「走る・曲がる・止まる」の基本をベースに、より実践的なオフロードテクニックを磨いていきます。

午後メニュー

  1. 基本テクニックの反復と応用:コーナリング時の視線の向け方や、より確実なブレーキングなど、オフロード走行に欠かせない技術をさらに深く練習します。
  2. コース走行の拡大:練習用のオーバルコースでの走行に慣れてきたら、いよいよステップアップです。
  3. 本コースへの挑戦:状況に応じて、エンデューロコースなどの「本コース」での走行にも挑戦します。全くの初心者が、本格コースを走ってしまうこともあるというから驚きです。

起伏やギャップのある実際のコースを走ることで、オフロードバイク本来の楽しさ、難しさ、そしてそれを克服したときの達成感を全身で味わうことができます。

リフレッシュと次に繋げるステップ

すべてのプログラムが終わったら、使ったレンタル品の後片付けを行い、閉会式に参加して一日のプログラムが終了となります。

走行後は、クラブハウスにあるシャワー(有料210円、シャンプー・ボディーソープ・ドライヤー完備)を利用して、泥と汗をさっぱりと洗い流して帰路につくことができます。

一日の体験を通じて、「もっと上達したい」「自分のバイクで走ってみたい」という意欲が湧いてきたら、それが本格的な趣味への入り口です。スタッフに今後の練習方法や、参加できるイベント、レースについて相談してみることで、この「第一歩」をさらに大きく広げていくことが可能です。

参加者の声

「実際のところ、楽しいの?」 初めてのオフロード体験はどのようなものだったのか。モトクロスごっこに参加した皆さんに、率直な感想を聞いてみました。

「初めてモトクロスバイクに乗りました。スリルがあって、普段のオンロードバイクでは絶対に味わえない、非日常感を味わえるのが最高でした。もともと公道用のバイクに乗っていて、父はオフロードバイクに乗っていたので興味はありました。モトクロスを始めるにはまず自分でバイクを買わないといけないと思っていたので、最初はモトクロスに対して敷居が高いと思っていましたが、モトクロスごっこはレンタルができて、女性だと割引もあると知って、費用面での心配ごとが解消されて、挑戦することができました。また、最初に乗り方を丁寧に教えてもらえるので、それも安心して楽しむことができました」

加藤さん

「会社のバイク同好会のメンバーが今回誘ってくれて、参加しました。自分は普段クルーザータイプのアメリカンバイクに乗っています。今回初めてモトクロスに挑戦してみましたが、普段乗っているバイクとは姿勢から何から全く違うもので驚きました。ただ、実際に乗ってみると軽くて取り扱いやすくて、オフロードバイクが欲しくなりました」

水落さん

「初めて参加しましたが、会社のバイク同好会のメンバーと一緒だったので、安心して楽しく参加できました。親しみやすい雰囲気で楽しかったです。普段は公道でしか走らないので、デコボコした道も気にせずにグングンと進んでいく感じが新鮮でした」

河野さん

「初めてモトクロスを体験しましたが、公道を走るのとは全然違いますね。普段は250ccのバイクに乗っていて、足つきが良くて安定しているものに乗っているのですが、モトクロスは真逆でした。土の上なので滑りやすくて難しかったですが、それも普段体験できないことで楽しかったです。

モトクロスは普通に生活していて接点がなかったのですが、今回体験して、新しいテーマパークのようだと思いました。プロのライダーは大きなジャンプを飛んでいてレベルが全然違いますが、今回教わったのは全部基礎だということで、スピードを乗せていくとああなることができるのだなと理解できました。またモトクロスしたいと思います」

気になる料金体系

「モトクロスごっこ」の参加料金は、初心者への門戸を広く開くために非常にリーズナブルに設定されています。

  • 男性:1万4,000円(税込)
  • 女性:1万2,000円(税込)
  • 学生(男性・小学生含む)1万2,000円(税込)
  • 学生(女性)1万円(税込)

この料金には、バイクのレンタル料、ウエア一式のレンタル料、コース走行料、そして専門スタッフによる講習料がすべて含まれています。一から装備を揃えたりバイクを維持したりするコストを考えれば、非常にコストパフォーマンスの高い内容と言えるでしょう。

また、3名以上で参加の場合、1名につき500円引きとなる団体割引も用意されています。

オフロードの世界へ、最初の一歩を!

オフロードバイクは、日常では決して味わえない刺激と喜びに満ちた世界です。「モトクロスごっこ」のような手厚いサポート体制が整ったプログラムを利用すれば、知識や装備がなくても、誰でも安全にその世界を体験することができます。

元全日本チャンピオンが手掛けた素晴らしいコースで、プロの指導を受けながら土の上を駆け抜ける一日は、あなたにとって一生の思い出になるかもしれません。まずは“手ぶら”で、埼玉県川越市のオフロードヴィレッジを訪れてみてはいかがでしょうか。そこには、まだ見たことのない冒険が待っています。

ウエストポイント

http://www.westpoint.co.jp/

オフロードヴィレッジ

http://www.westpoint.co.jp/offroadvillage/index.html

モトクロスごっこ

http://www.motocrossgokko.com/

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